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鶴川エリアで野外アート展「サトヤマアートサンポ」 和光大学が地域連携

収穫期の田に設置されたインスタレーション「水の流れ」増田裕介

収穫期の田に設置されたインスタレーション「水の流れ」増田裕介

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 和光大学の学生による野外アート展「サトヤマアートサンポ」が現在、岡上地域(川崎市麻生区)で開かれている。主催は和光大学地域連携センター(町田市金井町)。

展示作品

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 地域の自然環境や農とアートが出会う場として、4年前に黒川地域(麻生区)でスタート。今年は大学に隣接する岡上地域に会場を移動。地元町内会の協力も得て、私有地、川崎市の特別緑地保全地区、学内など7カ所に展示する。

 作品数は、芸術学科の学生とアーティストの教員による計16点。里山環境に着想を得たインスタレーション作品が多く、山林や農地を抜けるコースを約1時間、マップを片手に作品を探しながら散策する。

 「起伏に飛んだ地形なので作品のスケール感が黒川地域とは違っている。地域の風景も楽しんでいただけるはず」と同大芸術学科の詫摩昭人教授。

 エリア内3ヵ所の総合案内板でマップを配布する。鶴川駅最寄りの総合案内板は赤荻酒店前の道路の突き当り。

 教員と学生スタッフが作品解説するツアーを11月2日に実施。鶴川駅南口踏切横の鶴川駅前やすらぎ公園で9時30分より受け付ける。先着30人。参加無料。同日は大学祭も開かれる。

 岡上地域は四方を町田市と横浜市に囲まれ、川崎市のいずれの地区とも接していない飛び地。小田急電鉄鶴川駅の徒歩圏だが、豊かな緑地・田んぼ・水源にめぐまれた里山が残されている。

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