![相模原に帰還した「はやぶさ2」カプセル](https://images.keizai.biz/machida_keizai/headline/1636698367_photo.jpg)
はやぶさ2カプセル帰還1周年の12月6日より、相模原市立博物館(相模原市中央区高根3)で小惑星リュウグウのサンプルが公開される。
サンプルは、小惑星探査機「はやぶさ2」が昨年12月6日に帰還させたカプセルに格納されたもの。同博物館では、カプセル初公開に続き、国内2カ所目の一般公開となる。
観覧希望者は、市の特設ページなどで11月19日まで受け付ける。1日最大560人が観覧可能だが、申し込み多数の場合は抽選。観覧無料。はやぶさ2カプセル公開は定員枠4800人に対して約1万8000人分の申し込みがあった。
関連企画として、橘省吾JAXA特任教授による小惑星リュウグウのサンプルの講演会を同12日11時から開く。申し込みは11月15日より市コールセンター(TEL 042-770-7777)で受け付ける。先着100人。観覧無料。
JAXA相模原キャンパスお膝元「にこにこ星ふちのべ商店会」は12月5日、カプセル帰還1周年を記念するナイトバザールをJR淵野辺駅北口デッキ下で開く。JAXA関係者の講演会、はやぶさ2グッズや銀河連邦共和国の特産品、飲食の販売を予定する。開催時間は11時~20時。講演会は13時30分~の予定。
商店会の萩生田康治会長は「コロナ禍を経て、地球の起源に迫るサンプルの公開にこぎつけたことをうれしく思う。初公開でないのが少し残念だが、『はやぶさのふるさと』としてこれからも応援していく」と話す。