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相模原プロセス、新体制発表 ロス五輪見据え「3人制バスケ」注力

相模原プロセス2024シーズン体制。(左から)エルビン コゴ(マケドニア)、草野佑太、磯貝玲隆、ラザー ポポビッチ(セルビア)の各選手。

相模原プロセス2024シーズン体制。(左から)エルビン コゴ(マケドニア)、草野佑太、磯貝玲隆、ラザー ポポビッチ(セルビア)の各選手。

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 相模原市を拠点とするバスケットボールクラブ「相模原プロセス」が2月29日、都内で新体制発表会を開いた。

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 相模原プロセスは、東京サンレーブスや岩手ビッグブルズでプレーしたプロバスケ選手で相模原市出身の草野佑太さんが創設し、2020年7月に法人化した。

 新体制発表会では、3人制バスケ「3x3」日本代表選手をクラブから輩出することを目標にすると宣言。2シーズン在籍した「3×3プレミアリーグ」を脱退。オリンピック出場資格を得るために必要なFIBAポイントをより多く獲得していくため、グレードの高い大会に絞って海外を転戦する。さらにクラブ運営を支える柱として、次世代選手の育成と強化、スポーツビジネスに取り組むことを明らかにした。

 3x3は東京2020オリンピックから正式種目に選ばれた。草野さんは「3×3は、NBA主催大会がフィリピンで開かれたり、(NBAマイアミ・ヒートの)ダンカン・ロビンソン選手が出場意欲を示していると報道されたりするなど将来性がある。試合時間が10分というのも、スマートフォンのすき間視聴に適している」と説明。

 2028年のロス五輪へ同クラブから選手を送り出すことを目標に3年プロジェクトで取り組む。今シーズンは、3人制バスケ強豪国のセルビアなどから選手を獲得し、5月のシーズン初戦に向けてチームを強化していくという。

 相模原で昨年11月に開かれたインド発のプロ3x3バスケットボールリーグ「3BL」日本大会では4位入賞。草野さんは「相模原を3x3の聖地にしていきたい。未熟なクラブだが、世界レベルのクラブを作っていくので一緒に戦ってほしい」と呼びかける。

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