町田のバイク販売店が「レンタルFC事業」会社設立-市場拡大目指す

レンタルバイクの車種は店舗によって異なる。写真は東名横浜店のバイクの一部。

レンタルバイクの車種は店舗によって異なる。写真は東名横浜店のバイクの一部。

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 外車・輸入車のオートバイを販売する「Kizuki(キズキ)」(町田市小川)が3月、「レンタルバイクFC事業」に特化した新会社「キズキレンタルサービス」(埼玉県鳩ケ谷市)を立ち上げた。

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 同事業は、発売から3年以内のドカティやハーレーダビッドソン、KTM、BMWなどの外車やホンダ、ヤマハなどほぼ全ての車種を短期間、一定料金で貸し出すもの。 2006年モーターサイクルショーへの出展で話題を集め、FCシステムを開発。5月初旬現在、全国の大都市部を中心に直営とフランチャイズを合わせて83店舗で事業展開を図り、約1,500台のレンタルバイクをそろえる。

 「売り上げは倍々で伸びている。バイクの販売台数は減り続けているが、原付きを除く免許所有者は横ばい。自分の人生からバイクを忘れている潜在ユーザーに訴求したい」と同社広報の花澤さん。FC加盟店は最近1年で20店舗増加。「エリアトップのバイク売り上げがある会社が紹介の形で加盟している」という。

 同社はこれまで、「レンタルバイクFC事業」、「レンタルバイク直営店事業」、「オートバイ販売事業」を柱に営業していたが、新会社をFC本部として業務内容を明確化することによって、レンタル分野でのマーケット拡大を目指す。本年度の売り上げ目標は30億円。

 今後の展開について、花澤さんは「旅行代理店やホテルとの提携によるプランの反響が大きい。今後も積極的に取り組んでいく。利用者からのニーズがある『乗り捨て』や季節に応じた割引プランなどのオプションも検討したい」と話す。

 レンタル料金は貸出時間によって異なる。8時間では、普通二輪=9,600円~1万2,000円、大型二輪=1万2,000円~2万3,200円。

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