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ノジマ、「なでしこリーグ」入り目指し女子サッカーチーム創設-相模原に拠点

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 家電量販店「ノジマ」(本社=横浜市西区)は12月12日、神奈川県内初のなでしこリーグ入りを目指し、女子サッカーチームを設立すると発表した。横浜ベイスターズや相模原ライズのスポンサーになるなど地域密着でスポーツを支援してきた同社が創業地、相模原からトップリーグを目指す。

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 今年の女子ワールドカップ優勝した日本女子代表には、岩清水梓さん(相模原市)、川澄奈穂美さん(大和市)、永里優季さん(厚木市)、近賀ゆかりさん(横浜市)といった神奈川県出身者がメンバーに名を連ねていたが、県内にはなでしこリーグに所属するチームが存在しない。同社は県内の女子サッカー選手の受け皿となる新チームを立ち上げ、活躍の場を提供。県リーグからなでしこリーグ昇格までには通常で4年以上かかるが、一日でも早いトップリーグ入りを目指すという。

 現在、アドバイザリースタッフに福島第一原発事故の影響で休部となった東京電力女子サッカー部マリーゼの菅野将晃元監督を迎えるとともに、相模原市内に約2万平方メートルの土地を確保し、人工芝の練習場、クラブハウスなどの環境整備の準備を進めているという。

 同社がネーミングライツスポンサーシップ契約を結ぶ相模原ライズは今シーズン、専用練習場を持たないながらXリーグのファイナルステージに進出する活躍を見せた。山内渉取締役兼執行役部長は「土地の具体的な場所はまだ明らかにできないが、決まり次第発表する。ライズの練習場所としての利用も想定している」と話す。

 同社では12月28日、女子サッカーチームのセレクションを「しんよこフットボールパーク」(横浜市港北区)で実施する。

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