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町田のギョーザ専門店「黒がね」が移転1周年-レシピは毎日調整

定番ギョーザ3品

定番ギョーザ3品

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 町田のギョーザ専門店「黒がね」(町田市森野6、TEL 042-729-0444)が5月末に移転1周年を迎えた。経営は熊本ラーメン店を手掛ける「フォーナイト」(森野1)。

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 同店は2007年、町田市の旧庁舎そばにオープン。自家栽培の無農薬野菜を使って毎日手作りするギョーザが人気を呼んだ。新店は町田駅からは徒歩圏外。「前店の常連客が来てくれるが『遠いね』と言われる。近所にもっと浸透させたい」と田畑慎太郎店長。

 メニューは、薄皮で包んだ一番人気の「焼きギョーザ」、スープに浮いたギョーザを崩し好みの味付けで食べる「水ギョーザ」、カリカリ食感の「揚げギョーザ」の3品で、価格は1皿(6個)240円。移転で賃料を抑え、価格を10円下げた。

 臭いを気にする人向けにニンニクとニラは控えめにする。代わりにニンニクしょうゆを用意。オープン当初はギョーザだけだったが、利用客の要望でご飯(150円)とビール(500円)を加えた。旬の素材を使った特製ギョーザやランチも提供する。

 ギョーザのレシピは毎日調整する。「野菜のザクザクとした食感を出すには水分量が重要。今の春キャベツは柔らかいので刻み方を変えている」とこだわりを見せる。「ラーメンは毎日食べることはできないが、ギョーザは栄養たっぷりの『パーフェクトフード』。安心安全の材料を使っているので、子どもにも毎日食べてもらえる」

 昨年は、「石巻まちなか復興マルシェ」のギョーザ店出店を支援。機材とレシピを無償で提供し、地元で雇用したスタッフに作り方を指導した。「熊本から上京し、多くの人に支えられて町田で店を持つことができた。食を通じて社会に貢献できれば。いざというときには、店が無くてもスタッフはどこにでも出向いて手作りギョーザを提供する」とオーナーの大田黒さん。

 営業時間は11時~22時。ギョーザが無くなり次第、閉店時間を繰り上げる。月曜定休。

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