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J3「相武決戦」第2戦 町田が相模原に勝利

途中出場した相模原FWタレス(写真右)と町田DF増田繁人の攻防

途中出場した相模原FWタレス(写真右)と町田DF増田繁人の攻防

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 隣町ダービー「相武決戦」の今シーズン第2戦はFC町田ゼルビアがSC相模原に1対0で勝利し、対戦成績を1勝1敗にした。

セットプレーから町田が得点

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 J3リーグ第25節、13時キックオフの猛暑に関わらず、前回を超える5549人の観客が集まりスタジアムを盛り上げた。前回はホーム相模原が町田に勝利し、ダービー命名権に王手をかけている。

 2位の町田は前節、富山に勝利して2位を維持したが、首位の山口との勝ち点差は「12」。優勝するためには一戦も落とせない。上位対決が続く相模原はここ3試合未勝利。ダービーに勝利して勢いを取り戻したいところだ。

 試合は前半、互いにチャンスが少なくスコアレス。試合が動いたのは後半53分、コーナーキックからDF増田繁人のダイビングヘッドで町田が先制。相模原はFW2枚を同時に交代。さらにMF飯田涼を投入すると前線にボールが収まるようになる。

 74分には相模原のFW服部康平がゴール中央でFKを獲得するも、曽我部慶太のキックはポストに弾かれる。1点を守り抜いた町田が勝利し、ダービー対戦成績をイーブンにした。

 試合後、町田の相馬直樹監督は「暑い中の消耗戦。勝負はセットプレーかカウンターで決まると予想していた。勝負際で勝ってくれた選手に感謝している」と話す。

 相模原の辛島啓珠監督は「前半の無失点はプラン通り。後半、運動量が落ちて相手CBに跳ね返されていたFW2枚を代えてチャンスを作ったが決めきれなかった。早い時間に得点できていれば、こちらのペースになったかもしれない」などと振り返った。

 相模原の次のホームゲームは9月6日、グルージャ盛岡と対戦する。

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