岡本太郎作品の修繕呼びかける-相模原でチャリティーイベント

昨年のアートフェスタローの様子

昨年のアートフェスタローの様子

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 岡本太郎さんの屋外作品「呼ぶ赤い手・青い手」の修復・保全を呼びかけるチャリティーイベント「アートフェスタロー3」が10月18日・19日、グリーンプラザ相模原・アーケード内(相模原市相模原6)で開催される。主催は、西門地区商業地活性化協議会(TEL 042-754-7366)。

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 同作品は「赤い手」と「青い手」で構成される3メートル超のプラスチック製立体で、1982年に西門大通りに設置された。経年変化で作品の表面が劣化しつつあり、修繕には約600万円かかるという。

 アーティストと商店街が協力して開催する同イベントは今回が3回目。約10組のアーティストが作品を展示販売するアート屋台を開くほか、募金箱作りワークショップ、路上パフォーマンスなどを行う。

 作品販売額の約1割が修繕基金にあてられる。これまで約12万円が集まった。基金は、今後設立を予定するアートNPO「仮称 Sagamihara Outdoor Art」が管理。土台の基礎を直し、作品を毎年塗り替えることを目標にする。

 同協議会の浦上裕史会長は「チャリティーイベントだけで費用を集めることは難しいが、作品を修繕するきっかけになれば。アートのまちづくりで商店街を活性化していきたい」と意気込む。

 開催時間は11時~16時まで。入場無料

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