アメフト「相模原ライズ」、青学大と提携-チーム強化とスポーツ振興目指す

左から伊藤定良・青山学院大学学長、加山俊夫・相模原市長、石井光暢・相模原ライズ・アスリート・クラブ代表

左から伊藤定良・青山学院大学学長、加山俊夫・相模原市長、石井光暢・相模原ライズ・アスリート・クラブ代表

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 アメリカンフットボール社会人クラブチーム「相模原ライズ」を運営するNPO法人「相模原ライズ・アスリート・クラブ」は8月3日、相模原市内にキャンパスを構える青山学院大学と技術指導や地域振興を進めるための「スポーツ協力」協定を結んだ。

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 同協定により、同大緑が丘グラウンド(中央区緑が丘2)を相模原ライズの練習拠点に利用するとともに、同大アメフト部に相模原ライズがコーチを派遣し技術指導などを行う。

 相模原市役所で行われた調印式には、青山学院大学の伊藤定良学長、NPO法人相模原ライズ・アスリート・クラブの石井光暢代表、加山俊夫市長が出席。加山市長は「今回の提携をうれしく思う。学校や企業の施設と地域スポーツの力量をうまく組み合わせて、お互いが高いレベルを目指す輪が広がるように行政も支援していく」話す。

 ライズは1980(昭和55)年、オンワード樫山が後援するクラブチームとして設立。以後、日本の中心的なアメリカンフットボールチームの一つとなり、 1991年と2006年のライスボウルで勝利し、全日本チャンピオンに輝いた。2008年末にスポンサー企業の業績悪化を理由に解散。2009年に市民チームとして復活を遂げている。今年3月末に市内の練習グラウンドの使用期限が切れたため、八王子市の帝京大グラウンドなどで練習を行っていた。

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