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SC相模原、ホーム最終戦で王者・長野に劇的勝利-町田と「3位決定戦」へ

同点ゴールを決めて飛び上がる御給匠選手

同点ゴールを決めて飛び上がる御給匠選手

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 日本フットボールリーグ(JFL)第33節が11月17日、相模原麻溝公園競技場で行われ、ホームのSC相模原がAC長野パルセイロに2対1で勝利。最終節、FC町田ゼルビアとの「3位決定戦」に臨む。

「来年はJ3でタイトル」とSC相模原の望月代表

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 相模原は勝ち点55で現在4位。残り2節を残し、現在3位の町田との勝ち点差は3で、3位を目指すには落とすことのできないゲーム。対する長野は前節でJFLの優勝を決めており、現在24戦無敗。天皇杯でもベスト16に残っている唯一のJFLチームとして、横浜F・マリノスとの対戦を3日後に控えている。

 観客数は3225人。試合は前半から長野ペースで展開。32分に長野の野澤健一選手のシュートがゴールポストに当たり、跳ね返りを畑田真輝選手にヘディングで決められ0対1で前半終了。後半も長野優位な展開だが、少しずつ相模原のボールが繋がりはじめ、50分に相手GKのこぼれ球を御給匠選手が左足で押し込み同点に追いつく。長野は後半11本ものシュートを放つが追加点が決まらない。試合終了間際に相模原はPKを獲得し、松本祐樹選手が落ち着いて決めて、相模原が劇的な逆転勝利をおさめた。

 今節はホーム最終戦のため、試合終了後にセレモニーが行われた。望月重良代表は「来年はJ3でタイトルを取りにいく」とファンの前で力強く意気込みを語り、キャプテンの佐野裕哉選手は「当初の目標であった優勝はできなかったが、最終戦まで応援よろしくお願いします」と締め括った。

 木村哲昌監督は今節について「前半はペースがつかめなかったが、後半は修正してショートパスをつなぎ、攻撃の起点をつくることができた。今シーズン2敗しかしていない長野に逆転勝ちしたことは大きい」と振り返る。「この勢いに乗ってゼルビアに勝ち、3位になりたい」とも。

 同日、町田が福島に勝利したため、勝ち点差「3」のまま。最終節は相模原と町田の直接対決。得失点差で相模原が町田を「7」上回っているため、勝利したほうが3位となる可能性が高い。味の素スタジアム西競技場(調布市)で11月24日、13時キックオフ。

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