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「卒業・入学の思い出」黒板アートに 桜美林大の学生が制作

制作中の黒板アートを背景に、「作品ですごいって思わせたい」という稲垣希実さん(造形デザイン専修2年)、佐々木なつみさん、百貨店の石橋貴司さん(写真右から)

制作中の黒板アートを背景に、「作品ですごいって思わせたい」という稲垣希実さん(造形デザイン専修2年)、佐々木なつみさん、百貨店の石橋貴司さん(写真右から)

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 桜美林大学の学生が現在、卒業や入学をテーマにした大型「黒板アート」の制作に取り組んでいる。

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 今年で開業40周年を迎える小田急百貨店町田店の記念事業の一環。「卒業」「入学」「新生活」などをテーマにした作品と、制服やスーツ、調理用品などの商品を組み合わせたディスプレーを店内6カ所に展開し、販売促進につなげる。

 取り組みは、「より多くの人に作品を見てもらいたい」という学生の思いと、「今後40年を見据え、地元との絆を一層深めるとともに若年層の顧客を取り込みたい」という同店の狙いが繋がり、実現に至った。

 作品の寸法は1.8×3.6メートルと1.8×2.7メートルの2種類、あわせて7点。学生有志8人が2カ月かけて完成させる。「黒板に描くのは初めてなので苦労している。多くの人に見てもらいたい一心で頑張っている。これからの自分の作品作りにも生かせれば」とリーダーの佐々木なつみさん(造形デザイン専修2年)。

 「誰もが自身の経験・記憶を思い起こしやすい春の印象的なシーンを黒板に描くことで、多くの方に共感していただけるのでは」と同店販売促進担当統括マネジャーの石橋貴司さん。

 制作期間は2月15日まで。各階特設スペースで一般公開している。ディスプレーの展開は3月2日~15日。

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