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相模原に「0円餃子バル」 ドリンク1杯注文でギョーザ無料に

横田光宏社長(中央)とフロアーの女性スタッフ

横田光宏社長(中央)とフロアーの女性スタッフ

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 淵野辺駅近くに5月8日、洋風居酒屋「0円餃子バル」(相模原市中央区鹿沼台1、TEL 042-704-8474)がオープンした。運営は、飲食店とコミュニティースペースの運営を手掛ける「madoka(マドカ)」(同)。

店舗の外観

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 ドリンクを1杯注文すると「ギョーザ3個&唐揚げ」などが無料になる同店。高円寺の同業態店を「敬愛する」横田光宏社長が相模原向けにアレンジした。「相模原は安くておいしい大衆酒場が人気。チェーン店には価格で勝てないので、『おまけ』や『意外性』で勝負しようと考えた」と話す。

 オープン当初は、ドリンク1杯につきギョーザ5個を無料で出していたが、「ギョーザばかりそんなに食べられない」という客の意見や、1200個用意したギョーザが足りなくなるという事態を受け、ギョーザの数を減らす代わりに唐揚げを付けるようにしたという。

 客席部分の店舗面積は約20坪。席数はカウンターとテーブルを合わせて56席。店の外観は全面ガラス張りで開放的に仕上げた。内装はアメリカンバーをイメージしたという。「バーは入りにくいイメージを持たれやすいが、ギョーザを看板にしているので敷居は低いはず」(横田さん)。

 無料ギョーザ以外の主なメニューは、カルパッチョ(759円)、相模原ブランド卵のオムレツ(499円)、もつ煮込み(599円)。ドリンクは、生ビール(490円)、角ハイボール(390円)、サワー、ワイン(400円、以上全て税別)など約100種類を取りそろえる。客単価は2,000円。

※2017年11月30日に閉店
 横田さんは前職のNPOで引きこもりの就業支援として飲食店を運営した経歴を持つ。「この店を地域の人たちが集う場にしたい。社名のマドカ(円)の通り、利益を客に還元(循環)させていく。将来は就業支援の受け入れ先になれば」と抱負を明かす。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。7月以降、ランチの提供も予定している。

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