女子サッカー「プレナスなでしこリーグ1部」第10節が9月9日、相模原ギオンスタジアムで行われ、ノジマステラ神奈川相模原はINAC神戸レオネッサと3対3で引き分けた。観客数は1744人。
ノジマ5連勝の快進撃から、3ヵ月の中断期間を挟んだリーグ後半の初戦。勝ち点で並ぶ2位のI神戸には公式戦で3連敗中。
試合は開始早々、ペナルティエリア付近でのボールロストからI神戸の岩淵真奈選手にゴール左隅へ決められるも、38分、大野忍選手が南野亜里沙選手からのクロスを押し込んで同点。さらに川島はるな選手、田中萌選手の連続ゴールで3対1とリードして試合を折り返す。
後半、運動量が落ちてきた相模原は立て続けに2失点。試合終了前に攻勢をかけるも得点ならず。あと一歩のところでI神戸からの初白星を逃した。
試合後、菅野将晃監督は「力のある相手に先制されても、前半にひっくり返すことができた。しかし後半、2点のアドバンテージを守ることができなかった。今年のステラの力を示した一戦だった」と振り返り、次節、1位の日テレ・ベレーザ戦について、「目標を実現するための大事なゲーム」と位置づける。
相模原の次のホームゲームは10月6日、セレッソ大阪堺レディースと対戦する。