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「町田の姿」アートで表現 国際版画美術館で企画展

アグン・プラボウォ「町田市のための新作 東京の夏の夜 故郷の大火」

アグン・プラボウォ「町田市のための新作 東京の夏の夜 故郷の大火」

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 アーティストや市民が見た「町田」を紹介する展覧会「インプリントまちだ展」が現在、町田市立国際版画美術館で開かれている。

アグン・プラボウォ「デジタル・メモリー」

 同展は、東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて2017年から同館で開催してきたシリーズ企画で、今回が「集大成」。「すむひと」=町田在住のアーティストの作品と市民による自主出版物、「くるひと」=同館が招いたアーティストの作品をあわせて展示。版画を中心とする印刷物から町田の姿を示すことを試みる。

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 出展者は、FC町田ゼルビアを題材にする「ながさわたかひろ」さん、町田の養蚕に着想を得た荒木珠奈さん、芹ケ谷公園の木登りの木で作品を作った田中彰さん、町田市が東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンを務めるインドネシアの新進気鋭作家・アグン・プラボウォさんのインプリント展招へい作家4人。

 アグンさんは、バリ島在住。手製の再生紙を使った版画作品を複数枚組み合わせ、自己の内面をカラフルなアイコンを用いて物語として表現する。町田に約2週間滞在し、発見した市街地のオブジェを作品に織り込んだ。版画に加えて、モーションキャプチャーを使ったインスタレーション、自国のロックバンドのプロモーション動画などの作品も展示する。

 そのほか、若林奮、赤瀬川原平、松本旻、鹿嶋裕一といった町田市ゆかりのアーティスト作品、市民が作成したフリーペーパー、ミニコミ誌などの自主出版物、歴史資料なども展示。「プロの表現者である『アーティスト』にとどまらず、『住む町』の文化を育ててきた市民の活動に光をあてた。外出を躊躇(ちゅうちょ)する方もいると思う。まずは身近な美術館にお越しいただければ」と同美術館学芸員の町村悠香さん。

 美術館エントランスで検温、会場への入場者制限などで新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努める。開催時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分)。月曜・8月11日休館。観覧料は一般=900円、高校・大学生=450円、中学生以下は無料。無料シャトルバスが土曜・日曜、町田駅と美術館を往復する。