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町田市の史跡公園、一般公開 「縄文時代の景観」追体験も

八幡平遺跡

八幡平遺跡

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 町田市が史跡公園として整備中の「国指定史跡 高ヶ坂石器時代遺跡」の一部「八幡平」(町田市高ヶ坂2)が4月1日、一般公開された。

 八幡平は、縄文時代中末期(約4500年前)の敷石住居跡が発見された遺跡。立地は、東側を恩田川、西側を芹ヶ谷公園となっている谷に挟まれた標高約86mの高台。周辺の宅地化が進むなかで、縄文時代まで遡ることができるという、見晴らしのいい眺望景観が残されている。

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 遺跡の中央には、囲炉裏(炉跡)を囲んで生活していたと考えられている柄鏡形の敷石住居がある。現在、住居跡は埋め戻され、その上に原寸大の住居跡を再現。スロープや休憩スペースも設けられている。

 高ヶ坂石器時代遺跡は、「牢場」「稲荷山」「八幡平」遺跡の3地点からなる縄文時代の集落跡。現在の牢場遺跡にあたる場所で、畑のゴボウが曲がって成長していることをきっかけに、1925(大正14)年に発見。翌年、日本で初めて発見された敷石住居跡として国史跡に指定された。

 牢場遺跡では発見当時の本物の敷石住居跡、稲荷山遺跡では埋め戻した上に石を置いて復元した配石遺構をそれぞれ公開。2022年度以降、八幡平遺跡(傾斜地の植栽・芝張等)と牢場遺跡(園路整備・階段設置等)の整備工事を再開するという。

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