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駅前大通りに「未来の広場」出現 町田市が社会実験

原町田大通りの社会実験

原町田大通りの社会実験

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 車道の一部を「人のための空間」に転用する社会実験が11月20日、JR町田駅前の原町田大通りで始まった。

原町田大通りのパークレット社会実験

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 「賑わいや交流にあふれるまち」を目指す取り組みの一環で、4車線の原町田大通りの車道拡幅部分(約40メートル)に休憩や飲食ができるスペースを設置。人工芝、ウッドデッキ、トレーラーハウスの3エリアを設定。仮設テントを張って、ベンチやイス、テーブル、ビーズクッション、プロジェクターやスピーカーを貸し出す。

 実験期間中は、買い物の休憩、食事、ダンス、昼寝、仕事など自由に使うことができるほか、街の未来の模型展示や市民活動団体によるイベントも予定する。

 市経済観光部産業政策課の担当者は「町田駅周辺は休憩できる場所が少ない。原町田大通りは交通量が少なく、歩道側は荷捌きスペース利用が多いので実験対象にした。ここで日常的な使われ方を検証し、広場を作る際の参考にする」と説明する。

 利用時間は8時~18時。12月20日まで。原町田中央通りでも同期間、沿道店舗による店頭販売やテラス席の設置、出張販売やワークショップを行うためのスペース貸し出しを実施する。

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