![辰の巨大絵馬を描いた林さん](https://images.keizai.biz/machida_keizai/headline/1703991674_photo.jpg)
新年の参拝客を迎える巨大絵馬が12月30日、町田三天神のひとつ、菅原神社(町田市本町田)に設置された。
2024年の干支「甲辰(きのえ・たつ)」にちなんだ龍と菅原神社の家紋「梅鉢」があしらわれた絵馬の大きさは、縦2.2メートル、横3.2メートル。画家の林絵美さんが描いた干支シリーズの8作品目。
描かれた「降り龍」は宝珠(ほうじゅ)を持って天から舞い降り、地上の人々に幸福をもたらすとされている。「来年もそれぞれにそれぞれの幸福があるようにと思いを込めて描いた」と林さん。
「設置後に最後の仕上げをしていると、多くの参拝者から『毎年楽しみにしているよ』と嬉しい声をいただいた。初めて大絵馬を描いたのが20代前半。12年も制作し続けられるか不安だったが、この8年はあっという間。良い経験をさせていただいている」とも。
大絵馬の下絵を元にしたオリジナル絵馬を元旦より、大・中サイズ各40枚頒布する。正月三が日で約3万人の参拝者が訪れる同神社。自動車以外の来社を呼びかける。