レコード音源をデジタル化-オーディオテクニカ、ターンテーブル新モデル

ステレオターンテーブルシステム「AT-PL300USB」

ステレオターンテーブルシステム「AT-PL300USB」

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 オーディオテクニカ(町田市成瀬、TEL 042-739-9111)は4月10日、レコード音源を手軽にパソコンへ録音できるステレオターンテーブルシステム「AT-PL300USB」を発売する。

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 同商品は、約15年のロングセラー「AT-PL30」をベースに、デザインと機能を一新したもの。開発の狙いについて、広告宣伝課の有馬さんは「定年退職を迎え自由な時間ができた『団塊の世代』が、再び青春時代を回顧してアナログレコードを聴き始めるといった動きがあることを受け、アナログを取り上げるマスコミも増えている。それによりレコードに興味を持つ人が増えるなど、アナログブーム再燃の傾向がある。こうしたニーズを受けた」と説明する。

 同商品は、背面にUSB端子を装備。パソコンと直接USB接続して、レコードの音源を簡単に録音できる。PCに録音したデータは、同梱のローランド編集ソフト「cakewalk オーディオ・クリエーターLE」で曲順の入れ換えや削除などの作業もできる。

 ファイルの保存形式はWAV、WMA、MP3の3種類。編集ソフトでCDに録音できるほか、デジタルオーディオプレーヤーに合わせてファイル形式を選び、レコード音源を外に持ち出すことができる。

 駆動方式は、ベルトドライブ。VMカートリッジ形式。電源はAC100V、50/60Hz両用。外形寸法は幅360×高さ97×奥行き357ミリ。質量は2.7キロ。USBケーブルなどが付属する。価格は25,200円。

 USB端子を装備しないモデル「AT-PL300」も同時発売。フルオート再生で、フォノイコライザー機能を内蔵。ターンテーブルにはアルミダイカストを採用した。ラウンド形状のデザインでインテリア性にも配慮。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。価格は12,600円。

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