FC町田ゼルビア、またもV・ファーレン長崎と引き分け-「Jリーグ準加盟」クラブ対決

長崎まで応援に駆けつけたゼルビアのサポーターら ©安孫子卓郎

長崎まで応援に駆けつけたゼルビアのサポーターら ©安孫子卓郎

  • 0

  •  

 日本フットボールリーグ(JFL)後期第6節が8月9日、長崎県立総合運動公園陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはV・ファーレン長崎と0対0で引き分けた。

[広告]

 後期リーグ開幕から4勝1分と無敗を続け、Jリーグ昇格条件「4位」との勝ち点差を3にまで縮めたゼルビア。対戦相手の長崎は、ゼルビアと同じく今季JFL昇格組。2月にゼルビアとそろってJリーグ準加盟クラブの承認を受けた「同期」と呼べる存在。過去の対戦成績は1勝1敗1分と互角。

 今節は負傷で戦線離脱したFW蒲原選手に代わりに飯塚選手が先発。警告累積のため前節、出場停止だったMFの酒井選手と柳崎選手が先発に復帰。気温30度超の猛暑のなか、厳しいコンディションでの試合となった。

 前半はゼルビアのペース。ロングボールを蹴らずに、細かいパスを多用する長崎に、前線から激しいプレスを仕掛け、攻撃の形を作らせない。前半8分には、飯塚選手が柳崎選手のスルーパスで抜け出すも、相手GKのファインセーブでゴールならず。

 後半は互角の展開。後半19分、飯塚選手からのパスを受けた酒井選手がループシュート。相手GKが指先でボールに触れ、ゴール外にボールをかき出す。23分にも、FW山腰選手が相手GKと1対1になり強烈なシュートを放ったが相手GKがファインセーブ。好機は作り出したものの、相手GKらの活躍で得点を奪えず、スコアレスドローとなった。

 試合後、戸塚監督は「ゼルビアの方がボールを支配していたが、暑さで消耗が激しく、最後の部分を崩しきることができなかった。選手はもっと攻撃に行きたかったと思うが、体が動かなかった。そんな状況でも集中を切らさず、好調のチームに得点を与えなかったことは評価できる」と話す。

 次の公式戦は8月16日、町田市立陸上競技場で三菱水島FCと対戦。ゼルビアは「町田倍増計画」第2弾を実施。チームキャラクター「ゼルビー君」が初登場する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース