町田市民文学館で作家・森村誠一さんの企画展-開館3周年で

「森村誠一展-拡大する文学」ちらし

「森村誠一展-拡大する文学」ちらし

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 ミステリーを主軸としながらノンフィクション、歴史小説、エッセーなど幅広い分野で作品を発表し続ける人気作家、森村誠一さんの企画展が10月17日より、町田市民文学館(町田市原町田4、TEL 042-739-3420)で開催される。

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 森村さんは1933(昭和8)年生まれ。青山学院大学文学部英米文学科を卒業後、ホテルマンやビジネススクール講師を経て1969(昭和44)年、「高層の死角」で第15回江戸川乱歩賞を受賞後、推理作家としてのスタートを切る。その後、「人間の証明」や「野生の証明」が映画化され、ベストセラー作家となった。作品の累計発行部数は1億部を超える。

 同展は同館開館3周年記念として、開設準備懇談会の会長としてかかわった森村さんの江戸川乱歩賞受賞から40年の軌跡を振り返るとともに、写真俳句や携帯小説などの新しい表現世界への挑戦を、原稿や草稿、ノートなど約200点で紹介する。

 企画担当の山端さんは「森村先生が市内の日常風景や祭を題材に創作した写真俳句も展示する。多彩な活動を紹介したい」と意気込みを見せる。関連企画として、森村さんの講演会や歴史小説「新選組」に関する講座と文学散歩なども予定(関連企画は申し込みが必要)。

 観覧時間は10時~17時。月曜・第2木曜・年末年始休館(11月23日、1月11日は開館)。観覧料は、一般=400円、大学生・65歳以上=200円、高校生以下無料。2010年1月17日まで。

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