食べる

町田のおにぎりカフェ、週末は「果実酒バー」に-市庁舎移転を機に

果実酒バーを開いた上妻孝志さん(左)と都原めぐみさん

果実酒バーを開いた上妻孝志さん(左)と都原めぐみさん

  • 0

  •  

 週末限定営業の果実酒バー「アラウンド アラウンド」(町田市中町1、TEL 042-723-9483)が8月4日、小田急町田駅そばにオープンした。

果実酒バーの外観

[広告]

 町田市旧分庁舎の向かいに立地する、おにぎりカフェ「おむ茶房」の週末夜間帯を活用する二毛作営業。「庁舎移転後、昼間の来店客が減少した。これまでは夜間営業をしていなかったが、隣接するビジネスホテル宿泊客や常連客などに利用していただきたいと考えた」とおむ茶房店長の都原めぐみさんは説明する。

 店舗面積は約3坪、席数は9席。インテリアはブラウンとホワイトを基調にした落ち着いた雰囲気。カウンターに果実酒の瓶を並べる。おむ茶房で5年前に働いた後、イタリア料理店やエスニック料理店などで修業を積んだ上妻孝志さんが「独立に向けた準備」を兼ねて営業する。「甘い酒が好きで、メニューの差別化を図るため果実酒に着目した。彩りあざやかで炭酸やジュースで割ってもおいしい」と話す。

 果実酒のメニューは、希少な柑橘を使った「じゃばら酒」、緑黄色野菜を中心に国産野菜7種を使った「一根六菜」、「山形ラフランス」、「庄内砂丘のいちご」など20種類。果実酒の価格は全て450円。3種飲み比べセット(500円)も提供する。

 フードは、唐辛子を揚げたスナック(300円)、タコとトマトのマリネ(480円)、いぶりがっこのミルフィーユ(350円)、シュリンプトースト(400円)、肉巻きおむすび(280円)、シーフードグリーンカレー(580円)など、「果実酒に合う、少ししょっぱいメニュー」を取りそろえる。客単価は1,500円~2,000円。

 「居酒屋に入りにくい女性にカフェのように気軽に利用していただければ」と都原さん。営業時間は、金曜=19時~23時、土曜・日曜=17時~23時(金曜・日曜は9月から営業予定)。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース