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JAXA相模原キャンパス、年に一度の「特別公開」迫る

昨年の特別公開の様子

昨年の特別公開の様子

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 宇宙科学の研究施設や最新の研究内容などを分かりやすく紹介する「JAXA相模原キャンパス特別公開」が7月29日・30日に行われる。

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 昨年は1万3000人以上が訪れた年1度の人気企画で、移転問題に揺れた同キャンパスの存続が決まってから初開催となる。期間中、相模原キャンパス、相模原市立博物館、国立近代美術館フィルムセンター、相模原市立共和小学校校庭の計4会場で様々なプログラムを繰り広げる。

 相模原キャンパスでは、火星からサンプルを持ち帰る衛星探査機「MMX」の展示、イトカワ粒子の顕微鏡観察、水星探査機MMOの模型工作、人工オーロラなど約50のブースを展開。第一線の研究者がミニ講演を開くほか、来場者の質問にも対応。屋外では銀河連邦グルメを販売する。

 博物館では、かっきー&アッシュポテトのミニライブ、アストロバイオロジーと宇宙科学の講演会、職員による仕事と生活に関するトークなどを実施。プラネタリウム作品の上映や「宇宙とつながる」写真展も開かれている。

 フィルムセンター相模原分館では、月、宇宙大航海、宇宙旅行、はやぶさ・はやぶさ2に関する宇宙科学セミナーを開催。川口淳一郎教授、稲谷芳文教授らが登壇する。共和小学校では、人気企画の水ロケット教室を開く。

 開催時間は10時~16時30分。入場無料。光学顕微鏡によるイトカワ微粒子観察、水ロケット教室、人工オーロラデモなど一部の企画は事前に整理券を配布する。当日はJR淵野辺駅南口から直通の無料送迎バスを運行する。

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