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中央林間に週末営業のビンテージ雑貨店-オリジナル・リメーク商品も

ビンテージ雑貨店「EL」店内。家具や雑貨のほか、農具の一部、空の薬瓶、ベッドのコイル、ガスマスク、さびたクリップやくぎ、香水の空箱など、一見商品とは思えない小物も並べる。

ビンテージ雑貨店「EL」店内。家具や雑貨のほか、農具の一部、空の薬瓶、ベッドのコイル、ガスマスク、さびたクリップやくぎ、香水の空箱など、一見商品とは思えない小物も並べる。

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 ビンテージ雑貨店「EL(エル)」(相模原市南区東林間8、TEL 042-712-4076)が2月20日、中央林間の住宅地にオープンした。

一軒家の1階とテラスで週末だけ営業

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 同店は、秩父のビンテージ雑貨店「DJANGO EP-I-DEM-IC」で買い付けた商品をメーンに取りそろえる。「DJANGOは知る人ぞ知る店。いろんな方面で活躍しているセンスの良い人たちがこぞって感嘆する空間。みんな隠しておきたい秘密の場所だとは思うが、それよりも多くの人に楽しんでもらいたい。店名はDJANGOの店主につけてもらった」と店主の宮島さん。

 店舗面積は約7坪。新築した一軒家の1階とテラスに商品を並べる。「2年半前くらいから開店準備を始めた。集めた商品は1,000点以上で、多すぎて店頭に並べきれない。平日は本業のため、週末だけの営業。商売にする理由は正直まだ分からないが、本当に好きなものを紹介したい」。

 商品は、スツール(8,000円~1万2,000円)、アンティークの部品を組み合わせてリメークした自転車(1万2,000円~2万円)、照明器具、棚、テーブル、バッグ、スニーカーのほか、農具の一部、空の薬瓶、ベッドのコイル、ガスマスク、さびたクリップやくぎ、香水の空箱など、一見商品とは思えない小物も並べる。「都心のセレクトショップより安く値付けした」。

 「人が長らく使ってきた物の形や傷、さびに魅力を感じる。何に使うのか分からない物でも気に入れば店頭に並べる。通りかかりのお年寄りに何に使うのか教えてもらったり、木箱に入った古いアイロンを譲ってもらったり、物を通じてコミュニケーションできたりするのが面白い」

 オープンして1カ月。「スタッフは厚木と福生で生まれ育ったこともありミリタリー系が好き。取扱商品は男っぽいものが多いと思うが、意外に女性のお客さまが多い」と振り返りながら、今後の展開について、「まずは自宅を使って店を始めたが、いずれは中央林間や大和に残っている米軍ハウス(フラット)で家具と雑貨のセレクトショップをオープンしたい」と抱負を話す。

 営業時間は11時~19時。土曜・日曜営業。

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