東京での華やか?なクリエイティブ生活もそのままに、都心に通える中山間地「藤野」に舞い降りたマルチクリエイター。コレジャナイロボなどでカルト的人気を誇る武笠太郎さんが、ローカル発のクリエイティブ活動をチラ見せ。

＃1 はじめまして、ムカサタロウと申します。

藤野に移住して7年目、山の上の一軒家からものづくりに関する事をポツポツとお伝えして行けたらと思います。よろしくお願いします！

【3月○日】とうとう3月がきてしまった。恐怖の「年度内納品」が各所で発生する月。。息抜きに自宅の裏山を散歩すると福寿草が咲いている。「太陽光を花の中心に集めて暖かさで虫を引き寄せる」という福寿草のニッチな生存戦略を聞いて大好きな花になりました。虫が暖をとっているところを見るとさらに嬉しい。

【3月×日】「代官山ティーンズクリエイティブ」でダンボール工作ワークショップ講師、と言っても僕は見てるだけ。子どもたちは場があればどんどん作る。「作りたい物が思いつかない～」と言っている時間も大事。

【3月△日】スーパーまつばから大人気の地産ガチャ「樹木のキーホルダー２」 売り切れの連絡を受け補充に。このクオリティで¥300というのはやはり破格。みなさんそれがわかるので回してくれるのでしょう。

【3月☆日】「篠原の里」で月2回行っている工作教室「くりえいと」の日。大量の画材や工作材料を持ち込み、好き放題使ってもらう。簡単に言うと、いかに子どもたちのリミッターを外せるか、がテーマなので、紙粘土を5~6袋一気に開封しようが、絵の具のチューブを一本「ブニューーー！」と出そうが注意なんてしない！岡本太郎に「絵の具そんなに使っちゃダメ！」なんて言うアシスタントいないでしょ？と自分に言い聞かせ、ホルベイン画材さんに追加の画材を注文。でき上がる作品は毎回みんな最高！

告知コーナー：6月1日より一ケ月、藤野駅前「ふじのね」にて個展やります。