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エリア特集2017-03-30

ここにはたしか!
♯003 アビィロード、千両寿司、菅井商店

町田在住のライター&編集者の多田洋一さんが、「町田のちょっと懐かしい」を訪れ、今はなき店や出来事に思いをはせる、ゆるノスタルジー系連載。

♯003 アビィロード、千両寿司、菅井商店

こんにちは、多田洋一です。本に関わる仕事をしていて、町田市在住。予備校に通っていた頃、町田の美容室で「サザンの桑田みたいな髪型にして」とお願いしたことがあります。ご縁があって、町田の昔話を書いております。

でっ、その美容室なんですが、たぶん「青山のセンスがいま町田に」「原宿のオシャレな風が町田にも」みたいなコピーのチラシを配っていたような、おぼろげな記憶が。...そこにいった自分も自分ですが、なんか、しょっぱい。

さて、小田急線第二踏切からシバヒロ方面へと、もう少しフラフラ。地名が中町だけあって、けっこうThe MACHIDA、っていう雰囲気がいまでも残っています。市役所は2012年に森野へと引っ越しちゃいましたが、町田税務署、町田消防署、町田都税支署、個人的に極めつけ、と感じるのは町田第一小学校、町田第一中学校とNo.1が続いて、さらに町そのものの名を冠した、ザ・町田高校...。そういえばいまは「さるびあ図書館」という名前の中町にある図書館ですが、古い人間にとっては市立図書館というと、こっちだったり。

あらためて散策してみて、この一帯はけっこう「ここにはたしか!」というより「ここにはいまだに!!」なんだなぁ、と実感しました。青果店、精肉店、生花店は私が中学生の頃からずっとあるし、喫茶&パブ「珈瑠談」や中華料理の「龍園」も健在。その2軒となりには、1970年代にはワニの看板のジャズ喫茶があって、その後、オジサンの顔の看板のパブがしばらくあったはずだけど、名前が思い出せない。...しかしここの謎のデルタ地帯にいまだに「中町一丁目」のバス停があるのは、ただでさえ渋滞する場所なのに(利用者の方、すいません!)。

旧市役所の地下にあった食堂は、安くておいしくてよく食べました。学校から近かったんで上履きのまま行ったこともありました(ごめんなさい)。それと、町田高校の方へ入っていった左側に千両寿司というおいしいお寿司屋さんがあって、私は両親とともにそこで王貞治の756号本塁打をテレビで観たはず。その斜め向かいのビルには「アビィロード」という喫茶&パブがあって、いつもセンスの良い洋楽が流れていました。

今回一番感慨深かったのは、菅井商店の佇まい。むかしはどこにでもあった町角のたばこ屋さん。「今日も元気だ たばこがうまい!」「お中元のご進物に…たばこ」なんて広告のキャッチーコピーがあった、いまの生活感覚ではありえない時代の雰囲気を醸し出しています。映画関係者とかが、ロケに使いたがりそうだな~。外観を眺めるだけでタイムトリップできます。

【宣伝】私が発行人を務める「ウィッチンケア」という雑誌の第8号が、4月1日発売。大手書店の他、アマゾンでも購入できますのでどうぞよろしくお願い致します。
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【プロフィール】
多田洋一(ただ・よういち)
フリーランスのライター&編集者。雑誌での取材や映画/テレビドラマのノベライズ等。2010年より年1回、個人主宰の文芸創作誌「ウィッチンケア」を発行。
http://witchenkare.blogspot.com/

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