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町田ぼたん園の「春ボタン」見頃に ご当地そば販売も

広い園内を散策することもできる

広い園内を散策することもできる

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 町田ぼたん園(町田市野津田町)の春ボタンが見頃を迎えている。4月24日現在、ボタンは467株が開花し、ヤマツツジやフジも咲き始めている。

ガイドツアーや講座も

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 ボタン(牡丹)はボタン科ボタン属の落葉小低木。奈良時代に薬用植物として中国から渡来したが、日本独自の改良がなされ、明治時代にはシャクヤクを使った接ぎ木が考案されて一般に普及した。同じ品種でも株や枝によって花びらの数や花形、色も少しずつ違う奥深さが魅力の一つ。

 園内には、「関東最大級」という東京ドームよりも少し広い面積に中国、アメリカ、フランス、日本のボタン330種類1700株、シャクヤク40種類560株が植え込まれている。4月下旬から5月上旬にかけて、赤やピンク、白、黄色などの色鮮やかな大輪の春ボタンを観賞できる。

 有料開園期間は、ガイドツアーや講座などを随時開催。レストハウスでは、地元で採れたそば粉を使った「七国山そば」(540円)を販売。ここでしか食べられないとあって人気を呼んでいる。

 開園時間は8時30分~16時。入園料は、大人=500円、中高生=200円。5月10日まで。期間中以外の入園は無料。

 近隣の「町田えびね苑」(町田市本町田)も期間限定で開園している。自生種のジエビネのほかキエビネ、タカネエビネ、ヒゴエビネ、ヒゼンエビネ、キリシマエビネ約3万株が群生する園内の散策路をたどって花を楽しむことができる。

 開園時間は8時30分~16時。入園料は、大人=300円、小中高生=100円。5月10日まで。

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