町田の自主制作映画祭「オンチ映画祭」が一般作品を公募

第8回オンチ映画祭での中村元洋代表(中央)とスタッフ。

第8回オンチ映画祭での中村元洋代表(中央)とスタッフ。

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 自主制作映画祭「オンチ映画祭」が9月20日・21日、町田市民フォーラム(町田市原町田4、TEL 042-723-2888)で開催される。主催のオンチ映画祭実行委員会は、一般作品を公募している。

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 既存の安定した面白さから少しズレた「オンチな作品」を上映する同映画祭は、今年で9回目。昨年は6作品を上映。上映後に大きく進展のあった監督も多く、新人監督の登竜門となりつつある。

 同映画祭では、昨年に引き続き一般作品も公募する。実行委員会代表の中村元洋さんは「アダルトビデオ、フェチ映像、フィクションでなく生き物を殺している映像などは落選する。企業紹介ビデオやビデオレターも『自主制作映画』の目的から外れるが、何かの間違いでエンターテインメント性が宿ってしまい、かつ応募者がそれに意識的だった場合は上映しても良いと考えている。観覧後に『楽しい気分、すっきりした気分、元気な気分』になれるような演出意図を感じることができる作品を優先して選びたい」と話す。

 「自主映画を一番数多く作りそうな年齢層の若者による痛々しい事件が増えているが、押さえ切れなかった感情のはけ口が犯罪ではなく、自主制作映画だったら、きっと素晴らしい作品を作っていたと思う。心の中にため込んだ爆弾を爆発させる場所としての映画作りに誘導できるような映画祭を目指す」と意気込む。応募枠は2~3作品で1時間以内を予定。応募締め切りは8月10日。

 「今までは入場無料だったが、カンパ制にチャレンジしたい。前回の映画祭で動員目標100人を達成したので、今度は観客を増やすことではなく、100人程度の観客じゃないとできないことをやろうと思う」(同)。

 開催時間は18時~21時を予定。

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