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首位の町田ゼルビア、2位ジュビロ磐田に勝利 「天空の城」最多入場記録も

ほぼ満席のバックスタンド ©FCMZ

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 J2リーグ第30節が8月12日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアがジュビロ磐田に2対1で勝利した。入場者数は、町田GIONスタジアムの公式戦で最多入場者数を更新する1万1918人。

活躍したゼルビア藤尾選手

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 1試合未消化の首位・町田が勝ち点差6をつける2位・ジュビロ磐田を迎えての一戦。磐田のサポーターが大挙し、ゴール裏を埋め尽くして迫力のある応援でチームを後押しする。町田側も熱い応援で対抗、高温多湿のスタジアムはサポーターと火柱で熱気に包まれた。

 前半、磐田がボールをつないで町田ゴールに迫ろうとする。町田は前線からプレスをかけて、磐田のパスコースを狭めつつ、ボックス付近では人数をかけて守り、磐田に決定的なチャンスを与えない。

 試合が動いたのは前半終了間際。町田は、相手の守備ラインの裏にパスを送るシンプルな攻撃を繰り返してきたが、この場面、ボックス内でパスを受けた藤尾翔太選手がセンターバック2人の間にドリブルで仕掛けたところを倒されてPKを得る。これをエリキ選手が決め、町田が1点リードして試合を折り返す。

 後半56分、自陣から相手守備ラインの裏を通すロングパスに藤尾選手が抜け出したところを倒されて再びPK。今度は自らのキックで追加点をあげる。その後、選手層の厚い町田がフレッシュな選手を次々と投入し、磐田の反撃をアディショナルタイムの1点に抑えた。

 町田はホーム3連戦。「気迫の勝利」と黒田剛監督。「90分間途切れることなく、ハードワークをし、ハイプレスを実践する試合をしてくれた」と選手をたたえた。

 次節はアウェーで3位の清水エスパルスと対戦。次のホームゲームは8月26日、モンテディオ山形と対戦する。

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