FC町田ゼルビア、ホンダロックと引き分け-連敗を3でストップ

「町田を青く染めろ」企画で観客はタオルマフラーを掲げて声援を送った。

「町田を青く染めろ」企画で観客はタオルマフラーを掲げて声援を送った。

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 日本フットボールリーグ(JFL)前期第15節が6月13日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはホンダロックSCと1対1(前半0対0)で引き分けた。観客数は3,260人。

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 3連敗中のゼルビアの順位は3位。対戦相手のホンダロックは15位。昨年の対戦成績は1勝1敗。試合は、両チームがディフェンスラインを高く保ち、センターライン付近の非常に狭いエリアで競り合う。ゼルビアはボールポゼッションするもゴールを決めることができず、0対0で前半を終了。

 後半は開始早々からホンダロックが反撃に出る。50分、ホンダロックは左サイドの突破から中央にパスをつなぎ、最後はMF前田悠祐選手がシュート、先制する。

 ホームでこれ以上負けられないゼルビアは攻め続けるも、ゴール前を固める相手ディフェンスを突破できない。逆にホンダロックは、少ないチャンスから反撃するが、シュートがゴールポストに弾かれるなど、追加点を挙げられない。

 このまま試合終了かと思われた89分、相手ディフェンダーがゼルビアGK吉田宗弘選手のゴールキックをヘッドでバックパス。そのボールがオウンゴールとなる。同点に追いついたゼルビアはスタンドの大声援を受け、相手ゴールに迫るがタイムアップ。1対1で引き分けた。

 試合後、ゼルビアの相馬直樹監督は「選手が最後まで頑張って取った勝ち点1。リーグ戦が終わったときに、この引き分けが『次につながる勝ち点だった』と思えるように、この後の試合をしっかりと戦っていきたい」と話す。

 試合会場ではホンダロックのホーム、宮崎県内で発生している「口蹄疫(こうていえき)」被害に対する義援金として募金活動が行われた。

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