FC町田ゼルビア、首位ガイナーレ鳥取に敗れる-観客動員は過去最高

芝生席での観戦は本試合が最後。来季はスタンドが整備される。

芝生席での観戦は本試合が最後。来季はスタンドが整備される。

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第5節が8月1日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアはガイナーレ鳥取に0対1で敗れた。観客数は過去最高の7,081人。

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 前節、流通経済大学FC戦の勝利で3位につけるゼルビア。対するガイナーレは首位。ともにJリーグ昇格を目指すライバル。ゼルビアは前期、アウェーで2点を先制しながら逆転負けを喫した。昨年の対戦成績は1勝1分けでゼルビアが勝ち越している。

 来季に向けて同競技場をJ2仕様に改修するため、今季の試合は最後。将来のJチームが対決するホーム野津田での注目カードに過去最高の観客と大勢のサッカージャーナリストが訪れた。

 試合は16時キックオフながら、気温は33度を超える過酷なコンディション。ゼルビアは序盤から、積極的に走り回り、狭いスペースでボールと人が動くパスサッカーを展開する。対するガイナーレはボールを大きく動かして、前線のFWハメド選手を起点に少ない手数でゴールを狙う。

 ゼルビアはボール支配率を高め、優勢に試合を進めるも前半29分、ガイナーレが先制する。右サイドから中央にドリブルで切れ込んだハメド選手をゼルビアのディフェンスがはじき返すと、今度は左サイドからFW梅田直哉選手がゴールライン付近までドリブルで持ち込みセンタリング、MF小井手翔太選手が右足で押し込む。

 ハーフタイム、ゼルビアの相馬直樹監督はMF酒井良選手に代えてFW山腰泰博選手を投入。「ゴールに果敢に向かって行くプレー」(相馬監督)を選手に求める。後半もゼルビアはチャンスをつくるももの、最後までガイナーレの堅い守備を崩すことができず、今季最後となる町田市立陸上競技場での試合を勝利で飾れなかった。

 次の公式戦は8月8日、アルテ高崎と高崎市浜川競技場(高崎市)で対戦。JFL中断中の9月5日、天皇杯2回戦でJ2東京ヴェルディと西が丘サッカー場で対戦する。天皇杯のチケットは8月7日10時からチケットぴあで販売される。

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