見る・遊ぶ

町田の老舗ライブハウス「プレイハウス」再始動-4年半ぶり

プレイハウス入り口。モチーフのピンクフラミンゴの由来は定かではないが、「ライブハウス開業前、音楽座が稽古部屋として使っていたので、その大道具ではないか」(祖父江さん)

プレイハウス入り口。モチーフのピンクフラミンゴの由来は定かではないが、「ライブハウス開業前、音楽座が稽古部屋として使っていたので、その大道具ではないか」(祖父江さん)

  • 0

  •  

 町田の老舗ライブハウス「The Play House(プレイハウス)」(町田市中町1、TEL 042-851-8310)が5月13日、4年半ぶりに再始動した。

[広告]

 プレイハウス(通称=プレハ)は1983年オープン。「LUNA SEA(当時はLUNACY)」「SIAM SHADE」「FAIRY FORE」「CLOSE」「SID」などのメジャーバンドや、「BINECKS」のボーカルKEITAさん、玉川大学在学中のDAIGOさんがデビュー前に拠点としていた町田を代表するライブハウス。建て替えのため2006年、境川沿いにあった店を営業停止。現在の場所に2号店「clove(クローブ)」をオープンした。

 「川沿いでの再開を目指していたが、相隣関係の問題などで折り合いが付かなかった。その間、いつ再開するのか聞かれることも多かった。クローブのリニューアルを機に、ライブハウスとミュージシャンが一緒になって、機動的に面白いことをできるような、プレハ時代の雰囲気を取り戻したいと考えて名称を戻した」と話すのは、プレイハウスのマネジャー、祖父江健さん。

 リニューアルでは、手狭だったという楽屋を約2倍に広げ、複数のバンドが楽屋に入れるようにした。ミュージシャンの交流から、面白い企画や新しいバンドが生まれる「楽屋文化」の創造を目指すという。

 今後の展開について、祖父江さんは「プレハは先輩たちの力で大きくなった。メジャーになることが全てではないが、文化をつくろうとする人と一緒に、すごいこと、楽しいことを仕掛けたい。町田にこだわり、地元のミュージシャンに『近くにプレハがあるから、あそこで演奏したい』と思ってもらえるライブハウスにしたい」と抱負を話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース