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相模川ふれあい科学館、8月末に一時閉館‐リニューアル工事で

一時閉館前のイベントに登場したペンギン。館内散歩では大勢の来館者で賑わった。

一時閉館前のイベントに登場したペンギン。館内散歩では大勢の来館者で賑わった。

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 相模川ふれあい科学館(相模原市水郷田名1、TEL 042-762-2110)は8月31日、施設リニューアルのため一時閉館する。

相模川ふれあい科学館の館内の様子

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 同館は1987(昭和62)年の開館以来、先月までに約217万人が来館。多くの人に親しまれてきたが、施設や展示アイテムの老朽化などが課題。リニューアルで、自然環境体験や学習施設としての機能向上などを図り、施設の魅力を高める狙い。

 リニューアルオープンは2014年春の予定。「親しむ・学ぶ・楽しむ」をコンセプトに、アユが群れて泳ぐ姿が見える円筒形のシンボル水槽を見やすくするほか、相模川のジオラマを40メートルの連続水槽で表現する「流れのアクアリウム」にダム湖を新設し、生息する魚類を飼育展示。

 魚の遡上(そじょう)行動を観察する水槽、身近な小川を再現したジオラマ水槽、パソコンを使ったお絵かきコーナーなどを新設する。

 8月中は一時閉館前の「感謝月間」として、夏の特別展「世界のカブトムシ・クワガタ展」とあわせて、ゴンズイやカブトガニ、クラゲなど人気のあった生き物を展示しながら開館から現在までを振り返る企画やペンギンの館内散歩(25日、26日)、リニューアル後の来館時に記念品を進呈するカード配布(同)などを実施している。

 同館営業担当の澤井俊佑さんは「来館者から『再開まで1年半は長い』という声を聞く。いつも来てくれる子どもたちと会えなくなるのはさびしい」と話す。

 営業時間は9時30分~17時。入場料は大人300円、子ども100円。8月27日~同31日は入館無料。

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