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春ボタン見頃に-「町田ぼたん園」開園、ご当地そば販売も

七国山そば

七国山そば

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 春ボタンが見頃を迎えた町田ぼたん園(町田市野津田町)で今年から、ご当地そば「七国山そば」が販売されている。

園内の様子

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 七国山は、標高約130メートル。かつて相模、甲斐、伊豆、駿河、信濃、上野、下野の7つの国を眺めることができたことから名が付けられたという。

 七国山そばは1996年、栽培をスタート。翌年から乾麺を販売している。今春から同園のみで提供するメニューは、そばつゆと卵、とろろ、ネギも町田産を使用。平日15食、土曜・日曜60食の限定販売。昼前には売り切れてしまうほどの人気だという。かも南蛮、月見とろろの2種類で価格は600円。

 ボタン(牡丹)はボタン科ボタン属の落葉小低木。奈良時代に薬用植物として中国から渡来したが、日本独自の改良がなされ、明治時代にはシャクヤクを使った接ぎ木が考案されて一般に普及した。同じ品種でも株や枝によって花びらの数や花形、色も少しずつ違う奥深さが魅力の一つ。

 園内には、東京ドームよりも少し広い面積に中国、アメリカ、フランス、日本のボタン313種類1615株、シャクヤク43種類594株、ハイブリッド10種類68株が植え込まれている。4月下旬から5月上旬にかけて、赤やピンク、白、黄色などの色鮮やかな大輪の春ボタンを観賞できる。

 開園時間は8時30分~16時。入園料は、大人=500円、中高生=200円。5月12日まで。期間中以外の入園は無料。

 近隣の「町田えびね苑」(町田市本町田)も期間限定で開園している。自生種のジエビネのほかキエビネ、タカネエビネ、ヒゴエビネ、ヒゼンエビネ、キリシマエビネ約3万株が群生する園内の散策路をたどって花を楽しむことができる。

 開園時間は8時30分~16時。入園料は、大人=300円、小中高生=100円。5月12日まで。

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