女子サッカー「プレナスチャレンジリーグ」第3節が4月21日、ノジマフットボールパーク（相模原市南区新戸）で行われ、ノジマステラ神奈川が清水第八プレアデスに6対0で勝利した。

　今季昇格したノジマは初戦、なでしこリーグから降格したASエルフェン狭山FCから金星をあげ、2戦目は静岡産業大学磐田ボニータと引き分けている。

　試合は序盤からノジマが優勢に試合を進めるが、清水第八はゴール中央を固めて決定機を作らせない。34分、左サイドのクロスをノジマFW井上友利恵選手が中央でスライディングで押し込み先制。その後はノジマが一方的に攻め続け、前半を3対0で折り返す。後半も井上選手のハットトリックを含め、3点を挙げたノジマがホーム開幕戦を白星で飾った。

　試合後、ノジマの菅野将晃監督は「チャレンジリーグ公式戦をホームで迎えることができ、多くの方が声援を送ってくれて嬉しい。次節も持っている力を出して、しっかりと戦いたい」と話す。

　ノジマフットボールパークは、家電・パソコンの量販チェーンのノジマ（中央区横山1）が相模川沿いに新設した日本サッカー協会公認の人工芝グラウンド。同社がサポートするノジマステラ神奈川とノジマ相模原ライズの練習場として利用する。当日は同施設の開設記念式典やユースチームの試合、ストリートシンガー「ハナミズキ」のライブなどのこけら落としイベントも行われた。