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長津田にベーカリー&カフェ、築40年の和風建築を改装

ブーランジェリー ニコ外観

ブーランジェリー ニコ外観

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 森村学園そばの住宅地に6月7日、ベーカリー&カフェ「ブーランジェリー ニコ」(横浜市緑区長津田町)がオープンした。

オーナーとカフェスタッフ

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 そば店だった築40年の建物を全面改装し、1階に売り場とパン工房、2階にイートイン可能な和室カフェを設ける。売り場面積は13坪、カフェは14畳。

 「パン屋には見えない建物だが一目で気に入った。できたての加工調理パンを提供するカフェもやりたかった」とオーナーの唐戸秀樹さん(31)。最寄りのつくし野駅、長津田駅からはそれぞれ徒歩で10分程度。6台分の駐車場も用意する。

 唐戸さんは、田園都市線沿線で3店舗を経営するベーカリー「PAIN MAISON もあ」で6年間チーフ(店長)を務めた後、独立を果たした。「おいしいパンを味わいながらこぼれる笑顔、家族や友人と楽しいひと時を過ごす笑顔が集う店にしたい」と店名を「ニコ」に決めた。

 「焼きたて、作りたて、揚げたてを提供する」をモットーに1日3回~5回に分けて少数焼成するという。総菜パン、ハード系、菓子パン、焼き菓子などを取りそろえ、「しっかり食事として満足いただける」ようなパン食を提供する。パンはポーリッシュ製法を採用し、生地を一晩寝かす。「フランスパンは皮が薄く、中がモチモチに仕上がるので、次の日でも食べやすい」。クリームパン(100円)やカレーパン(170円)が人気だという。

 カフェではコーヒー、紅茶、オレンジジュース、スープ(全て500円)、サラダ(300円)などを提供。セルフサービスでパンを温めることができる。パンを800円以上購入すると150円値引きする。小学校や団地が近いため、子育てママや高齢者の利用が多いという。「長時間滞在する方が多いので、ドリンクは量を多めにしている」

 今後の展開について、唐戸さんは「さまざまな素材や酵母を取り入れて、新しいパンづくりに挑戦したい。万人受けするパンを目指し、たくさんの人にパンを好きになってほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は8時~18時。火曜定休。

※2022年8月28日に閉店

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