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「生活に音楽を」町田・つくし野で生ギターフェス11年目

コンサートの様子

コンサートの様子

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 町田・つくし野駅前のコミュニティセンターで8月24日、音楽イベント「アコースティック・カーニバル」が開かれる。主催はギター愛好家の団体「M-ets(メッツ)」。

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 フラメンコ、クラシック、ボサノヴァなどを演奏するプロとアマチュア7組13人が出演する同イベントは今年で11年目。ギター愛好家の交流と演奏の場をつくり、社会貢献にもつなげたいと南つくし野在住の丸山耕太朗さんが中心となって主催団体を結成した。団体名は「MACHIDA/MUSIC entertainments(町田/音楽 エンターテインメント)」の略。

 つくし野を拠点に演奏活動を続ける。「つくし野周辺は文化圏というよりは生活圏。音楽イベントを開くには不向きだと言われてきたが、音楽こそ生活に密接であるべき」と丸山さん。

 「夏が来れば自然と盆踊りに足がむくように、風物詩になるような音楽イベント、音楽文化が自分の住む街にもつくれるのではないか、そこで普段とは違った人々の交流が生まれるのではないか、小さくとも地元の魅力の一つになりうるのではないか、という挑戦でもある」と話す。

 イベントは定着しつつあるという。当日の出演は、結成当時20代のメンバーも今はアラフォー世代、仕事と家事の合間に練習する「アンサンブルメッツ」、ボサノヴァポップス・デュオ「Nob Kanai&TOMA」、ギターとウクレレ教室を主宰する朝倉功次さんとクラリネット奏者の木下洋介さんのデュオ。

 全日本アマチュアギターコンクール優勝者で3枚のアルバムをリリースしている椎野みち子さん、スペインでフラメンコギターを学び2枚のアルバムを発表している山田陽一郎さん、楽器店主催のフィンガーピッキングコンテスト全国大会ファイナリストの今涼佑さん、国内外のギターコンクールで上位入賞している井上仁一郎さん。

 「ギターといってもさまざまなジャンル、演奏がある。家族、友人を誘って、夏のひとときをギター音楽とともに過ごしていただければ」と来場を呼び掛ける。

 14時開演。入場無料。

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