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相模大野でエリマネ活動スタート お披露目イベントも

テープカットセレモニー。相模原市副市長、エリアマネジメント協議会の構成企業の代表者が登壇した。

テープカットセレモニー。相模原市副市長、エリアマネジメント協議会の構成企業の代表者が登壇した。

 相模大野駅周辺の各会場で5月15日、大規模イベント「おおのみんな de フェスティバル」が始まった。主催は4月に設立された「相模大野エリアマネジメント協議会(愛称:おのみん)」。

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 同イベントは、かつての賑わいの中心だった大型商業施設の閉店により失われた人の流れを再構築し、街全体に賑わいを生み出すための「お披露目」として開催。会場は、新たに整備された「オーノクロス広場」をはじめ、相模大野中央公園、コリドー街、商業施設「ボーノ相模大野」など、駅周辺を広域に巻き込む構成となっている。

 テープカットセレモニーに登壇した野村不動産(東京都新宿区)の梶貴之常務執行役員は「伊勢丹さんが閉館してから早くも7年が経過した。地域の方々が感じられた大きな喪失感に対し、デベロッパーとしていかに賑わいを創出していくかという大きな問いに、私たちは非常に真剣に取り組んできた」と振り返った。その上で「相模原市や地域の皆様の理解を得てタワーマンションを建設したことで、この広場が創出された。グリーンホールと中央公園へと続く24時間の公共歩廊を再整備したことで、人々の流れを生み出すことができたのではないか」と挨拶し、新たな街づくりへの自信をのぞかせた。

 プロジェクトを担当した同社スタッフは、今回の開発について「単一の計画地開発ではなく、行政と連携して公園まで含めた面的な街づくりを目指した」と説明する。かつて相模大野が持っていた「駅・商業・文化施設」の三角構造を核とした回遊性を、マンションの高層化によって生まれた敷地の「余白」を活用して再構築。駅から公園をつなぐ歩廊と賑わいの拠点となる広場、商業機能を一体整備することで、単なる通過点ではない「ハブ拠点」への転換を図った。

 運営の核となる「おのみん」は、野村不動産、J:COM(東京都千代田区)、タリーズコーヒージャパン(東京都新宿区)の3社で構成し、相模原市や地元商店街・商業施設、大学、地元スポーツチームやJAXAなども協力。オーノクロス広場の貸出料や広告収入に加え、公園内カフェの売上の一部、サポーター会費などを活動原資に充てる「自走型」の持続可能な運営スキームを構築する。

 野村不動産のグループ会社が運営する商業施設「ボーノ相模大野」とも密接に連携し、イベント期間中はスタンプラリーのスポットを設定。エリアマネジメント担当者は「ボーノも含めたグループ全体でエリアを盛り上げ、回遊性を高めていきたい」と展望を語る。

 おおのみんな de フェスティバルの開催時間は10時~20時(会場や内容により異なる)。5月16日まで。今後は月1回程度、「夜市マルシェ」やサイネージを活用した「ナイトシネマ」、地域防災イベントなどを開催し、日常的な賑わいと地域への愛着醸成を目指す。

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