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相模原ライズ、2年ぶりポストシーズン進出 オービックと再戦へ

タッチダウンパスとラッシュ、それぞれ1本ずつ決めたライズのガードナー選手(左から2番目)

タッチダウンパスとラッシュ、それぞれ1本ずつ決めたライズのガードナー選手(左から2番目)

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 アメリカンフットボール・Xリーグ第6節が10月29日、横浜スタジアムで行われ、ノジマ相模原ライズはパナソニックインパルスに接戦の末敗れたがレギュラーシーズンを3位で通過し、2年ぶりのポストシーズン進出を決めた。

パナソニックQBが大活躍

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 2015年シーズンにライズのクオーターバック(QB)を務めたベンジャミン・アンダーソン選手を擁する無敗のパナソニックとの対戦。ライズは第2戦でオービックに敗れるもIBMとLIXILに競り勝ち、1敗を守っている。

 試合はライズ新旧QB対決になった。台風の影響で大雨の中、ライズはQBデビン・ガードナー選手がWR八木雄平選手へのパスを通して先制するも、アンダーソン選手が得意のランでエンドラインを駆け抜けて同点とする。次の攻撃でRB前島利勇選手がパントリターンでロングゲインを成功させると、RBシオネ・ホマ選手が相手ディフェンスを突破してタッチダウン。すぐさま突き放す。

 このままライズが主導権を握るかと思われたが、アンダーソン選手が2本のタッチダウンパスを決め、パナソニック7点リードで試合を折り返す。第3クオーター、ホマ選手がタッチダウンを決めるも、トライフォーポイントのキックを外し、パナソニック1点リードで第4クオーターを迎える。

 パナソニックはフィールドポジションを確保し、堅守のライズディフェンスにプレッシャーを与えると、再びアンダーソン選手のラッシュなどで8点差に広げる。するとガードナー選手もラッシュを決めて2点差。残り少ない時間でライズはツーポイントコンバージョンを選択、同点を狙うも失敗。大逆転を狙ったヘイルメリーパスも通らず、試合終了。

 ライズは、レギュラーシーズン4勝2敗で3位。2年ぶりのポストシーズン「JBXトーナメント」進出。試合後、須永恭通ヘッドコーチは「ちょっとしたミスで微妙な点差になった。悔しいが次につながる試合になった」と振り返り、ポストシーズンについて「負けたら終わりのトーナメント。相手は関係ない。僕らのベストのプレーを積み重ねるだけ。チームのコンディションをフレッシュな状態に保って臨みたい」と話す。

 ライズの次の試合は11月11日、横浜スタジアムでオービックと対戦する。

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