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ノジマ相模原ライズ、パールボウル初戦で白星 シルバースターとの接戦制す

2本のタッチダウンパスを決めたライズQBカート・パランデック選手 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

2本のタッチダウンパスを決めたライズQBカート・パランデック選手 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

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 社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」の春季公式戦「パールボウル」1回戦が5月14日に富士通スタジアム川崎(川崎市川崎区)で行われ、ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)がアサヒビールシルバースター(以下、シルバースター)に14対3で勝利した。

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 コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となるパールボウル。東日本のX1superに属する8チームがトーナメントを戦う。ライズにとってシルバースターは、同チームが下位リーグに属した2020~21年を除き、接戦になることの多い相手。

 ライズは今季、移籍2年目の宜本潤平選手がキャプテンを務める。「ライズで日本一になることを目標として移籍してきた。とにかく勝ちにこだわることを根付かせていきたい」と意気込む。城ヶ滝一朗ヘッドコーチ(HC)も「今季のチームの目標はパールボウル優勝」と明言。一戦必勝を期して初戦を迎えた。

 試合は、第2クオーターにライズのクオーターバック(QB)カート・パランデック選手がワイドレシーバー(WR)伊藤雅恭選手と新人のWR小林岳史選手にそれぞれタッチダウンパスを通し、14対0で前半を折り返す。後半、ライズは得点を挙げられなかったが、シルバースターの得点を第3クオーターのフィールドゴール1本に抑えて逃げ切った。

 試合後、城ヶ滝HCは「パールボウル優勝に向けて(勝つことにこだわったので)、目標は達成した。しかし、内容には納得していない。前半は良かったが、それを帳消しにするほど後半がだめだった。次戦は、選手一人一人がどれだけいい練習ができるかで変わってくる」と気を引き締める。

 ライズは次戦、5月28日に富士通スタジアム川崎で2年連続日本一の富士通フロンティアーズと準決勝を戦う。

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