町田に「じゃじゃ麺」専門店-盛岡出身の店長が故郷の味を提供

盛岡じゃじゃ麺専門店「なんぶはん」店内

盛岡じゃじゃ麺専門店「なんぶはん」店内

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 盛岡じゃじゃ麺専門店「なんぶはん」(町田市金井)が8月8日、鶴川街道沿いにオープンした。

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 盛岡じゃじゃ麺は、岩手県盛岡市でわんこそば、冷麺と並んで「盛岡三大麺」と称される麺料理。ゆでたての温かいうどんのような平麺に特製の肉味噌とキュウリ、ネギをのせ、好みに合わせてラー油、おろしショウガなどをかけて食べる。麺を食べ終わったら、卵を割り、肉味噌を加え、ゆで汁を注いでかき混ぜたスープ「鶏蛋湯(チータンタン)」として2度楽しむことができる。

 「じゃじゃ麺は、食べる人それぞれの好みで味付けをして完成する。初めての人は戸惑うことも」と話すのは盛岡出身の杉山健一店長。「初めての方におすすめしたい食べ方は、酢とラー油をグルッと2かけ、ショウガとニンニクをスプーン2杯」。

 メニューは、盛岡じゃじゃ麺(600円)、あぶらぁ麺(800円)、チータン(100円)、ビール500円。

 店舗面積は約10坪。民芸調の店内にカウンター12席を設ける。最寄り駅からは離れているため、6台の駐車スペースを用意する。

 杉山店長は「じゃじゃ麺は子どものころから食べていた故郷の味。盛岡では食事以外におやつや酒を飲んだ後にも食べる。冷麺やわんこそばに較べて知名度が低いが、このおいしさを全国に広めていきたい」と意気込みを話す。

 営業時間は11時30分~21時ごろ。

※閉店した

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