日本フットボールリーグ（JFL）第9節が5月1日、相模原麻溝公園競技場で行われ、SC相模原はソニー仙台FCと0対0で引き分けた。観客数は1107人。

　前節、秋田に敗れ無敗記録が5でストップした相模原。2人のセンターバックと中盤の要を負傷で欠く中、総力戦で臨むゴールデンウイーク3連戦の中日。「（秋田戦の）10時間のバス移動後、2日間を休息に充てた。昨年の地域決勝大会の経験もあり、連戦の戦い方は分かっている。今日はコンディションの良い選手18人を選んだ」と相模原の木村哲昌監督。

　試合は、相模原が相手の3倍以上のシュート17本を放つ攻撃で優勢に試合を運ぶが、ソニーの堅守とキーパーのスーパーセーブに阻まれ、スコアレスドローで勝ち点1ずつを分け合った。順位は前節と同じ7位。

　新戦力のブラジル人FWウイリアンス選手が途中交代で初出場した。「ウイリアンス選手のコンディションは上がっている。フォワード2人を一緒に変えたが得点できなかった。試合勘が必要」と木村監督。「けが人が多い中で、次につながる試合ができた。次のアウェーも長時間のバス移動となるが、コンディションの良い選手を使いたい」とも。

　次のホームゲームは5月12日、横河武蔵野FCと対戦する。