ペスカドーラ町田がホーム最終戦で湘南ベルマーレに勝利し、初のプレーオフ進出を決めた。町田市立総合体育館（町田市南成瀬5）で11月14日に行われた日本フットサルリーグ（Fリーグ）第29節。

　変則日程で行われた前日の第30節でヴォスクオーレ仙台に5対1で快勝した2位の町田。ホーム最終戦となる本節の勝利か引き分けで、リーグ戦順位上位5クラブが優勝を懸けて争うプレーオフ進出が決まる。

　今シーズン最多2021人の観客を集めた試合。開始38秒、町田が中井健介のゴールで幸先良いスタートを切ると9分、森谷優太が追加点。残り3分40秒で5ファールとなるも、体を張ったディフェンスとイゴールのファインセーブで湘南の攻撃をしのぐ。

　後半、小野大輔のゴールで1点差とされるも、ボラが右足の強烈なシュートと4人に囲まれながらのヒールシュート、剛柔2発を決めて突き放すと湘南の反撃を1点に抑え、ホーム最終戦を4対2の白星で飾った。

　ホームでの負けは1試合。「今シーズンは下位チームから勝ち点を取りこぼさないように改善してきた。十分な結果を残せたと思う」と町田の岡山孝介監督。プレーオフ進出について、「素直に嬉しいが一番の目的ではない。名古屋に勝つために練習に励んできた。いままでやってきたことを続けるしかない」と冷静に話した。

　町田でのFリーグ開催は12月19日・20日の今シーズン最終節「町田セントラル」。ペスカドーラ町田は20日にデウソン神戸と対戦する。プレーオフは来年1月5日・6日に町田で開催される。