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相模大野に「保育士応援」カフェ 保育所経営者とカフェ店長がコラボ

ティーチャーズカフェの坂井さん、青木さん、トロワ シャトンの原村さん

ティーチャーズカフェの坂井さん、青木さん、トロワ シャトンの原村さん

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 相模大野駅近くに昨年10月、保育士や学生のためのワークスペース「Teacher's Cafe(ティーチャーズカフェ)」(相模原市南区相模大野3、TEL 070-1552-6258)とカフェ「トロワ シャトン」(TEL 080-1262-6166)がオープンした。

トロワ シャトン店内

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 ビルのワンフロアを共同使用する両店。ティーチャーズカフェは、保育所を経営する坂井克行さんが、ファミリーレストランなどで持ち帰り残業をしているような保育士向けに開設。幼稚園と保育園の資格所有者で、保育士や園長など計14年のキャリアを持つスタッフが相談を受けたり、製作遊びの準備を手伝ったりする。

 「全国的にも類例がない業態」ということもあり、関係者以外の利用はまだ少ないという。さがみはら保育フェスで関係を築いた保育園から会員を募るほか、児童福祉カリキュラムがある近隣の大学との連携を模索する。

 トロワ シャトンは、昨年9月に閉店した伊勢丹相模原店内のカフェ「葉山珈琲」の店長だった原村史朗さんが出店。自家製カレー(セット820円)やフレンチトースト(同970円)など葉山珈琲とほぼ同じという人気メニューを提供するほか、好みに応じてコーヒー豆を約360種類に配合する「マイブレンド」を開発。葉山珈琲の常連客を集めている。

 開業の経緯について、坂井さんは「相模大野は子育てファミリーが多く住んでいるが、保育所が不足し、子育て支援センターは駅から遠い。市内の保育園と連携して保育フェスを開いてきたこともあり、『相模大野は保育所や保育士さんがいいよね』と言われるようなまちづくりをしたいと考えた。採算は度外視し、まずはあまりお金を掛けずに挑戦した」と説明する。

 「店舗面積が広かったため、原村さんに共同利用を持ちかけた。おしるこイベントを開いたところ、年配の喫茶店の来店者と小さな子どもが触れ合う世代間交流が生まれるなど、思わぬ相乗効果が起きている」と話す。

 「保育士不足のなか、社会福祉法人は実習の流れで人材を確保しやすいが、我々のような株式会社が運営する小規模な園はとても苦労している。園が連携することで、保育に関わる講習会を開いたり、利用者の学生に求人案内をしたりできるのでメリットがある。なにより、保育士さんは孤独だという一面もあるので、ここで情報交換や交流をしていただければ」とも。

 ティーチャーズカフェの営業時間は12時~19時。土曜・日曜・祝日は休みだが、予約があれば営業する。料金は保育士・教諭=300円、保育士・教諭を目指す学生=200円。時間無制限でドリンク飲み放題、保育誌読み放題。製作材料の使用料は100円。

 トロワ シャトンの営業時間は10時30分~19時30分(日曜は18時30分まで)。水曜定休。

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