町田市、「地域スポーツの交流拠点」整備へ-市民団体と協定

鶴見川クリーンセンターの多目的広場の面積は約2万平方メートル

鶴見川クリーンセンターの多目的広場の面積は約2万平方メートル

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 町田市は5月25日、市長記者会見で6月補正予算案を公表し、「地域スポーツクラブ普及・モデル事業」の概要を明らかにした。予算案は、6月1日から始まる第2回町田市議会定例会で審議される。

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 昨年度策定した「町田市スポーツ振興計画」に基づく同事業案。鶴見川クリーンセンター(町田市三輪緑山1)内の多目的広場を利用し、それに伴う整備を含めたモデル事業として実施する。事業実施にあたり、管理を担うNPO法人アスレチッククラブ町田を中心とした地域の住民やスポーツ団体でクラブ組織をつくり、市とクラブ間で協定を締結する。

 多目的広場ではクラブの自主的な運営の下、サッカー・ゲートボールなどの活動目的、技術レベルなどに応じたプログラムを提供するほか、読み聞かせや語学教室などの文化活動プログラムも提供。地域スポーツの交流拠点となるコミュニティーの形成を目指す。

 多目的広場の面積は約2万平方メートル。市では今年度中、防球ネット設置や除草・整地作業などを行う予定。事業費は約1,900万円。同市スポーツ振興課の笠原課長は「同事業は廃校を地域の人が利用する仕組みと同様。市が基礎的な整備を行った後、クラブがグラウンドの表層部分などを整備することになる」と説明する。「これから議会で審議される内容なのでコメントは控えたい」と同NPO担当者。

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