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町田に「世界の家庭料理」カフェ-オープン記念でボサノバライブ

トラベッサの看板娘(中央)と同店スタッフ

トラベッサの看板娘(中央)と同店スタッフ

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 世界の家庭料理を紹介するカフェ「cafe travessa(カフェ トラベッサ)」(町田市中町1、TEL 042-732-3221)で7月3日、オープン記念ライブが開かれる。

一軒家を「手作り感を大切にして」改装したカフェ

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 5月14日にオープンした同店。オーナーの田所千恵さんは20代のころ、ピースボートのスタッフとして世界中を旅した。「さまざまな人、文化に出会った。そうした『新しい発見の場』を地元、町田に設けたいと思った」と話す。

 店舗面積は約14坪。席数は1階カウンター席が5席、2階テーブル席が10席の計15席。以前もカフェだった一軒家を「手作り感を大切にして」改装。壁はスタッフが珪藻(けいそう)土を塗って仕上げた。店名のトラベッサは「おてんば娘」を意味するポルトガル語から。「私の娘がおてんばだから名付けたが、周囲からは私自身のことでは?と突っ込まれる(笑)」

 メニューは、豚肉とインゲン豆を煮込んだ「フェイジャン」、鶏肉をクリームで煮込んだ「ストロガノフ」、野菜やチーズを練り込んだフランスの塩ケーキ「ケークサレ」、タイ風鶏肉のバジル炒め「ガッパオ」(すべてランチセット720円)、ラタトゥイユなど田中さんの夫の故郷ブラジルのレシピ、田所さんの「ママ友」がアイルランドで学んだレシピを提供する。素材は、町田市内でとれた低農薬野菜、親せきが長野県で作る無農薬米などを使う。

 「どんなに文化や風土が違っていても、家庭料理に込められるママの思いは万国共通。特別な料理でなくても、それに勝るごちそうはないはず」(田所さん)。ドリンクはオーガニックコーヒー、アールグレイ(400円)、リンゴジュース(350円)、ケーキセット(550円)など。子ども用サイズも提供する。客単価は900円。

 「ピースボート時代の仲間にも助けられてオープンすることができた。いろいろな人の意見を取り入れながら、かたちにとらわれす、フレキシブルに運営していきたい。土曜と日曜はライブスペースやギャラリーとして活用する。震災など、何かあったときにみんなが集まる店にしたい」とも。

 オープン記念ライブは、チェロとガットギター、コンガのトリオによるボサノバ。田所さんの友人のプロ演奏家が出演する。開場は17時。ライブチャージは2,000円。500円均一のタパス、ビールなどのアルコールも提供する予定。

 営業時間は11時30分~17時。土曜・日曜・祝日定休。

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