人物写真家・タカオカ邦彦さんの写真展「icons－時代の肖像－」が1月14日より、町田市民文学館ことばらんど（町田市原町田4）で開催される。

　森村誠一さん、遠藤周作さん、中島らもさん、辻仁成さん、美輪明宏さん、黛まどかさんらタカオカさんが30年間の写真家生活の中で出会った、作家・文筆家など90人の肖像や書斎・アトリエの写真を展示。タカオカさんが町田にゆかりのある森村さんの写真を撮影したことがきっかけで、文学館初の写真展が実現した。

　同館担当者の山端穂さんは「小説、エッセー、児童文学、評論、作詞、脚本など作品を通じて知る機会の多い作家や文筆家の姿を、タカオカさんのファインダーを通してご覧いただくことによって、その人柄や作品に興味・関心を持っていただくとともに、『文学』の魅力をあらためて感じていただければ」と期待する。

　タカオカさんの友人、タレントの山田雅人さんによるスペシャルイベント「作家の証明 森村誠一ものがたり」上演、タカオカさんと評論家・川本三郎さんの対談、アーティスト・トーク、写真講座などの関連企画も予定する。

　観覧時間は10時～17時（金曜は20時まで）。月曜・第2木曜休館。入場無料。3月25日まで。スペシャルイベント、対談、写真講座は事前申し込みが必要。