小田急電鉄と東京メトロは3月15日のダイヤ改正に合わせ、新型ロマンスカー・MSEによる地下鉄千代田線への直通運転を開始した。

　平日は、ビジネス客をターゲットに北千住・大手町～町田・本厚木・唐木田間を4本（上り1本・下り3本）、土曜・休日は、北千住駅から箱根湯本駅を結ぶ観光特急として6本（上り3本、下り3本）を運行する。また、年間30日程度、有楽町線新木場駅まで乗り入れる。特急料金（座席指定）は、東京メトロ線内の料金（一律200円）と小田急線内の料金の合算となる。料金の一例は、町田～大手町・霞ケ関間＝600円。

　MSEの営業運転開始に合わせ、「MSE弁当箱」（1,350円）、「MSEフラッシュキーホルダー」（920円）、「MSE折りたたみ傘」（1,050円）など11種類のオリジナルグッズを15日から、ネットショップ「オンライントレインズ」で販売。22日からは小田急百貨店、小田急主要駅売店、ロマンスカー内でも販売する。

　同社では、通常運行に先駆け3月9日に一般募集で400人を招き、成城学園前駅～唐木田駅間で試乗会を開催するなど、事前PRを行ってきた。

小田急新型ロマンスカー試乗会－ブルーの車体と豪華な内装を体験（新宿経済新聞）小田急ロマンスカー、東京メトロと直通運転－新車両公開（シブヤ経済新聞）小田急電鉄オンライントレインズ