沖縄の伝統的行事「エイサー」を楽しむ祭り「フェスタ町田2008」が9月13日・14日、町田駅前の原町田大通りなど4会場で行われる。

　フェスタ町田は今年で22回目。1996年に町田市と福祉交流があった沖縄市と読谷村を通じて、「沖縄市胡屋青年会」を招待したことをきっかけに沖縄各地のエイサー団体が毎年参加するようになり、最近では約5万人が訪れる町田市最大規模の祭りとなった。

　エイサーはお盆の行事で、先祖の霊を送るために太鼓を持って歌い踊りながら家々を巡る。数十人の太鼓踊りの統一感や一斉に「身体をひねる、回転する」といった躍動感が魅力。

　今年は東京都と神奈川県を中心に、沖縄市、名古屋市、裾野市などから23団体が参加。町田市からは町田琉、町田エイサー青海波が参加する。

　フェスタ町田実行委員会委員長の三橋良二さんは「フェスタまちだは多数の市民団体が出演するのが特徴。エイサーにはさまざまな踊りの形態があるので、比較しながら見ていただければ」と期待する。

　会場は、13日14時～17時30分＝ぽっぽ町田会場（町田市原町田4）、14日11時30分～18時＝原町田大通り東急会場（原町田6）と原町田大通り浄運寺会場（同）、同14時～16時＝カリヨン広場会場（同）。問い合わせはフェスタ町田運営事務局（TEL 03-5575-3706）まで。