町田市は市内対象店舗でスマートフォン決済した消費者に対して最大20％のプレミアムポイントを付与する事業を4月補正予算に計上した。6月から1カ月間の予定で実施する。

　昨年12月から2カ月間実施し、好評だった「いこいこ町田! PayPay使って“うふふ”な買い物 最大20%戻ってくるキャンペーン」の第2弾。さらなる「キャッシュレス決済の促進」と「市内経済の活性化」を図ることが目的。予算額は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と東京都生活応援事業費補助金（都 3/4）を合わせた約6億4,050万円。事業委託候補者はPayPay株式会社。

　対象者は市内在住を問わず、市が指定するキャッシュレス事業者加盟店でキャッシュレス決済した消費者。公共サービスなど一部対象外もあるが、大手チェーン含むすべての業種が対象。プレミアムポイントは決済額の最大20％で、1回あたりの付与上限は1,000円相当（前回5,000円）、期間中の付与上限は3,000円相当（前回2万円）。前回に比べて還元ポイントは少なくなった。

　実施予定期間は6月1日～30日。参加事業者登録と事業PRは5月から予定する。

　4月補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策として同キャンペーンのほか、デリバリー・テークアウトを実施する市内飲食事業者への給付金、中小企業者家賃補助事業、一定の所得制限を満たす子育て世帯への給付金などを計上している。