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町田ゼルビア、大分と引き分け 声出し応援「力に」

先制点をあげた平戸選手のPK ©FCMZ

先制点をあげた平戸選手のPK ©FCMZ

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 J2リーグ第30節、FC町田ゼルビアは大分トリニータと1対1で引き分けた。入場者数は5569人。

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 プレーオフ圏入りを争う7位の町田と8位の大分の対決。町田は、好調の太田修介選手がベンチ外、新加入の太田宏介選手はホーム戦初のベンチ入り。

 試合は、両チームともパスをつないでチャンスを伺う。町田は前半だけで11回の直接FKと5回のCKを得るが得点には結びつかない。0対0で折り返した後半開始直後、ボックス内に侵入した平戸太貴選手が倒されてPKを獲得。これを自ら決めて町田が先制。ゴール裏に火柱があがる。

 勢いづいた町田は細かいパスを繋いでボックス内へ仕掛けるが追加点には至らない。大分はサムエル選手ら3枚替えて主導権を奪い返すも、町田がしのぎ続ける。大分はさらに79分、梅崎司選手ら2枚を替えて攻勢を強めると、アディショナルタイムにサムエル選手が同点弾。勝ち点1を分け合った。

 試合後、ランコ ポポヴィッチ監督は「(選手の新型コロナウイルス感染症の陽性診断で)木曜に準備していたことと違う状況になった。選手層の厚い大分は5枚の交代枠を使い切ったが、我々は選手が足りていない状況で最後に3枚目を投入する形になった。それでも選手は集中を切らすことなく最後まで戦いきってくれた」などと話す。

 本節は「声出し応援運営検証対象試合」。両チームの大きな声援が久しぶりにスタジアムに響いた。「今シーズン初めての声援は力になった」(ポポヴィッチ監督)

 次のホームゲームは8月27日、横浜FCと対戦する。

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